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【内定率80%の実績】面接で失敗しない心得とは

就職・転職するうえで避けては通れないものの一つに面接があります。

みなさん面接は得意ですか?
意外と苦手意識がある方が多い印象です。

私個人はというと、、、結構得意な方だと思っています。
正確にいうと、得意というよりかは人とコミュニケーションを取るのが基本的に好きな人間なので、「いろいろとお話出来る場が楽しい」という表現の方が正しいかもしれません。

「面接が苦手」と感じている方はまずマインドを少し変えるといいと思います


自身が働く場所になるかもしれない会社。きっと気になる点ってたくさんあると思うんです。
「働きやすい環境なのか」とか「働いている人はどんな人達なのか」とか。


面接は実際に働いている人達とお話出来るまたとないチャンスです
「何を聞かれるだろう」という不安よりも、「気になることをいろいろ聞いてこよう!」くらいのマインドで臨んだ方が変な緊張感もなくなり、よりリラックスした状態でお話出来ると思います。

せっかくならこの「面接」という機会を楽しみましょう!

それでは個人的に大事だと思うポイントを説明していきます。

Contents

目的とプライオリティを明確にする

まず転職を考えるにあたり、「その転職で何を叶えたいか」を明確にしましょう
具体的な「目的」「プライオリティ」を決めておくということですね。

「目的」は人それぞれあるので、基本的には何でもありだと思います。


「他にやりたい仕事がある」「職場環境を変えたい」「年収を上げたい」
どれも立派な理由です。

但し、「プライオリティ」をしっかり決めきれてない人が結構います。


目的は「他にやりたい仕事がある」ということだったのに、「年収」が思っているよりも低いという理由でなかなか決められないといったケースです。


全ての条件が揃った転職なんていうのはそうそうありません
何かを叶えたければ何かを捨てる覚悟も持っておく必要があります

「目的」と「プライオリティ」。
ここを一度決めたら転職先が決まるまで、ぜひブレることなく突き通してもらいたいと思います。

事前準備

面接はこの事前準備でほぼ決まるといっても過言ではないです。


まず自分が面接に行く前に必ずやっていることは訪問先企業をくまなくチェックすること
これはそもそも応募する際に確認すると思いますが、自分は面接が決まった際にその企業のホームページを穴があくまで隅々まで確認するようにしています

・事業概要(今一番何の事業に力を入れているか)
・事業規模
・受注実績(自社サービスなら導入数や会員数)
・競合他社はどんな企業か
・企業理念(経営者の考え方)
・社内の人はどんな人か(社員インタビュー)
・社内制度(評価制度はどんな仕組みを導入しているか)
・福利厚生
・IR情報(上場企業であれば過去数年の売上・利益の傾向)

最低限、このような情報は必ずインプットします。

よく一般的に聞かれる内容について答えを用意していく人は多いと思います。ここは基本中の基本なので下記の「必ず聞かれる質問ベスト10」などを参考に用意をしておけば問題ないと思います。

>>必ず聞かれる質問ベスト10


肝心なのはその企業が展開している事業をよく理解して、自分だったらこれまでの経験を踏まえて、こういう形で貢献出来ますとアピールすること


これが出来れば相手の心を掴むことが出来ます。

プラスαでいうならば、「御社のこの部分が課題と感じており、私であればこれまでにこういう経験があるので、その実績を活かしてこう変えていきたいと考えてます」まで言えたら完璧です。

「その会社に入ったらきっとこういう業務に触れることになる。自分としてはこういう風にしていきたい。そのために今自分が出来る行動はこういうことだ。」
このように実際その会社で働いた時のことをイメージして、想像力を膨らませましょう

面接時のポイント(自己紹介・自己PR)

そして、いざ面接本番です。

まず聞かれるのが、自己紹介ですね。
「それではまずこれまでの経歴を踏まえて自己紹介をお願いします」となるのがおおよそ一般的と思います。

自己紹介をする時に一番避けたいのは、「話が長くなる」こと。


自分のように転職回数が多い人だと、その分話すことも多くなるので、余計にこの傾向に陥りがちです。

話が長いということは、内容にまとまりがないので、聞いてる側も途中で飽きてしまいます。
また自分が「推したかった」アピールポイントが上手く相手に伝わらないといった悲しい結果になってしまいます。

まずは自分の頭の中で話す内容を整理して、ストーリーを作っておくことが大事です。


自分が推したいアピールポイント以外の部分は極力シンプルに伝える事を心掛けましょう。


自分の例で言えば、転職回数が多いので、過去在籍していた企業の詳細を話していたら日が暮れてしまいます笑。
なので直近の企業での実績をメインに話して、その他はアピールポイントのみを強調する形にし、あとは割愛しています。

特に古い情報など、自分が大して大事ではないと思うことは割愛していって全然大丈夫です。
なぜかというと、企業側もそんなに昔の話に興味がないからです
知りたいのは直近でどういう経験をしてきたかです。

過去に得たスキルが、今に繋がっているという見せ方が出来ればそれが強いアピールに変わります。
自分を例にすると、

「ディレクターという職種はいろんな目線に立ったバランス感覚が大事だと考えているので、過去にエンジニアと営業を経験してきた自分であれば双方の考え方に即したバランスの良い業務の推進が可能だと思っています」


このようにキャリアの掛け合わせで「他の人にはない」市場価値をアピールすることが大事です。

自己PRをするときも考え方は同じです。
よく「頑張ります!」という意欲だけで押そうとする人もいますが、これだけだと相手の印象にあまり残りません。

頑張るのは当たり前のことで、全員その気持ちで面接に臨んでいるので、意欲を前面に出すのは大事ですが、これだけだと周りより一歩先に行くのは難しいと思います。

大事なのは前述した通り、自分が入社したらこんな貢献が出来るという事を分かりやすく簡潔にアピールして、相手に「欲しい」と思わせること。

面接時のポイント(転職理由)

ここも必ず聞かれる点ですね。

前述した通り、転職を考える理由には「他にやりたい仕事がある」「職場環境を変えたい」「年収を上げたい」など、人それぞれいろいろな理由があると思います。

ただ、その理由をそのまま伝えるとマイナスなイメージを持たれる可能性があるので注意が必要です。

転職の理由を伝える時は大きく下記の2つに分けて考えると良いと思います。

・なぜ入社を希望しているか(応募先の企業になぜ入社したいか)
・なぜ今の会社を辞めたのか(辞めようと思っているのか)


1つ目の「なぜ入社を希望しているか」については、自己紹介のトピックで記載した内容に通じますが、「その企業のどの部分に魅力を感じたか」「自分がどう貢献できるか」をセットで伝えましょう。

2つ目の「なぜ今の会社を辞めたのか(辞めようと思っているのか)」については相手の捉え方によってマイナスなイメージを与えかねないので、少し伝え方を工夫する必要が出てきます。

基本的な考え方はネガティブな内容をポジティブな内容に変換しましょう。
例えば、

今の仕事が短調な内容でスキルアップが望めない
→さらに成長出来る環境に身をおきたい

上司とウマが合わない
→尊敬できる仲間と共に自身の成長の幅を広げたい

年収を上げたい
→実力主義で評価される環境で力を発揮したい


などのように「今が嫌だから」ではなく、「もっと成長したいため」という考え方で内容にプラスの意味合いを持ってくるように心掛けましょう。

後ろ向きな内容は一つも口に出さないくらい徹底する意識を持つと良いです。


面接の場では特に相手は後ろ向きな発言に敏感です。
最初から最後まで「前向き」な姿勢を貫きましょう

面接時のポイント(年収交渉)

年収の交渉についてもとても重要なポイントですね。


特に転職理由が「年収を上げたい」と思っている方にとっては、ここが一番気になるのではないでしょうか。

まず年収交渉を考える前に、現在の自分の市場価値はどのくらいに位置しているかを自分自身で客観的に判断しておくのが大事です

同業界の同職種では平均的にどのくらいの年収レンジで、またそれはどのくらいのスキルを指しているのか
上のレンジにいる人達はどんなスキルがあるのか。
それを把握したうえで、今の自分は大体どの辺のレンジにいるのか

この辺をきちんと理解しておかないと、判断軸がブレたり、企業との交渉もなかなか上手くいかないと思います。


スキル不相応の年収を提示しても、すぐに見抜かれますし、逆にせっかくもっと貰えるスキルがあるのに自分を低く見積もってしまったりしたらもったいないですよね。

自分の今の適性年収がどのくらいかを把握していれば希望年収も自信を持って伝えられます。


前述した「どんなスキルがあって、どう貢献できるか」をしっかりと伝えることができて、自身の適性年収もしっかり把握しているうえで出した希望年収ならそのまま自信を持って伝えて大丈夫です。きっと通ります。

問題は自分の希望年収よりも下回る年収を提示された時。
回答は2択あります。


1つ目はそもそも仕事のやりがいを求めている場合です。この場合は限度はありますが、いったんその条件を飲んで入社するのもありだと思います。
2つ目は年収を上げたいのが目的の時です。この場合は年収が最優先のプライオリティなので、断る方が無難です

それぞれ転職する理由によって変わってくるので、どちらが正しいということはありません。


私自身もどちらのケースも過去経験していますが、判断に後悔はしていません。それはその転職で叶えたい目的とプライオリティを明確にしていたから
ここを頭に置いたうえで、判断していきましょう。

2つ目の「年収を上げたい」のが最優先のプライオリティである場合、譲れないラインが明確になっていると思うので、より交渉がシビアになると思います。


自分の過去の例でいうと、「年収を上げたい」が最優先のプライオリティの時は、自分の希望に届かない内定は断ってました。
でも、結果希望通りの年収を提示してくれた企業へ入社することが出来たので、判断は間違ってなかったと思います。

余談ですが、一度内定断った企業から「ではこの金額ならどうですか?」と提示されている年収が上がったというケースもありました。
意外と幅を持たせて下に提示してくる企業もあるので、自分が納得いかないのであれば折れない姿勢が大事です。

面接はお互いの希望を確かめ合う場

よく面接は「お見合い」だなんていう人もいますが、あながち間違ってはいないと思います。
なぜなら面接の場において、応募者、企業側どちらが優位とかはないからです

「転職活動はあくまで企業側が選ぶ立場だ」と考えている方が多いと思いますが、全く違います。
もちろん企業側も応募者を選ぶ権利はありますが、逆に応募者側も同様に会社を選ぶ権利があります
そうです、お互いイーブンな立場なのです。

なので複数応募する中で、採用に至らないケースもあると思いますが、あまり引きずらないのもポイントです。「縁がなかった」と。
最初は難しいかもしれませんが、「もっと自分に合う会社がある」と気持ちを切り替えて次に集中した方が良い結果をもたらします

逆に面接に行って「何か違うな」と思ったら、お断りして全然問題ないのです。何か合わなそうだななんて気持ちを引きずったまま入社しても、きっとまたすぐに辞める結果が待ってます。

自分は過去、とある会社の面接に行って、その時の面接官だった役員の態度がとても横柄だったので、すごく気になり、「この会社に入っても楽しく働けないな」と感じたので、その場で「申し訳ありませんが、辞退させて頂きます」と伝えて出てきた経験もあります。


その場にいた人達は呆気に取られていましたが、あの時の自分の判断は間違ってなかったと今でも思っています。
もしあのまま入社してたら、やはり望んでいない未来が待ち受けていたと思うからです。

あなたの人生を決めるのは会社でも他人でもありません
自分の人生は自分で決めるもの
最初の「目的」と「プライオリティ」で話したように、ぜひ自分の意思を大切にしてください。

まとめ

個人的に重要と思うポイントを説明してきました。
今回書いた内容を意識してもらえたら、きっと満足度の高い転職活動が出来ると思います。

転職は手段に過ぎません
強い意思を持って、叶えたいことを掴みにいきましょう!
大丈夫、あなたに合う環境は必ずあります。


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