今回は自身のこれまでのキャリアを紹介しながら、大手とベンチャーとでそれぞれどんな特色があるのかを書いていきたいと思います。
私自身、プロフィールにも記載しておりますが、7回転職の経験があります。
転職ってそんなに出来るもんなの?そんなに転職して大丈夫?など疑問に思う方もいるかと思いますが、安心してください。
全く問題ありません。
実際経験している人間がここにいます笑。
そもそも転職って何のためにするのか。
・他にチャレンジしたい仕事がある
・給料を上げたい
・現在の職場の人間関係が合わないため
理由は人それぞれあると思いますが、転職する理由に正解・不正解はありません。
よく「仕事・人・お金」のうち2本が崩れたら転職した方がいいなんて言われることがよくありますが、はっきり言って1つでも「改善したい」という気持ちがあるなら迷わず転職するべきというのが私の持論です。
米国では転職するのは当たり前という文化が根付いています。1つの企業にずっといる人よりも自分が実現したい事のために貪欲にキャリアップを目指して行動する人の方が市場価値が高いとされています。
実際そういった人をサポートするエージェントは弁護士などと同じくらい権威のある職種と言われています。
日本では戦後から1度就職した企業で定年まで働く終身雇用という文化が根強く浸透してしまったので、「転職」と聞くと何か後ろめたい感情が湧いてきてしまうのかもしれません。
しかし現在では「転職」という事に対し、ネガティブなイメージを持つということがかなり払拭されてきたと思います。
人生は一度きり。なりたい自分になるため、叶えたいことがあるなら貪欲に行動していきましょう!

さて、前置きが長くなりましたが、私自身のこれまでのキャリアを紹介していきたいと思います。
Contents
1社目:基幹系ソフトウェア開発
情報処理系の専門学校を卒業して新入社員として入社した企業。
本当は高校まで文系の方が得意でどちらかというと理数系とかは苦手な人間でした笑。でも漠然と「これからはITが来る!」と思い込んでいて、とりあえずプログラミングを覚えたくてこの世界に飛び込んだ形です。
当時は就職氷河期と言われていた時代で大卒でも就職率がよくない年でしたが、専門学校在学中に第二種情報処理技術者試験(現:基本情報処理技術者試験)に合格していたこともあり、そんなに苦労せずに内定をもらえたイメージがあります。
こちらの企業はIBMのビジネスパートナー登録されている企業で、基本IBMのパッケージを導入頂いたクライアント様へカスタマイズ開発・納品をするといった内容がメイン業務でした。
自分はSEとして従事しており、最初は受託開発、途中からクライアントへ常駐(SES)の形で働いてました。
社会人デビューの会社だったのでプログラミングはもちろん、ビジネスマンとしての基礎をみっちりと叩き込んでもらった会社です。
2社目:Web系開発
この企業が初めての転職となります。
転職理由はWeb系の開発をやりたかったからです。当時のインターネットは電話回線をモデムで繋げるという今では考えられないとてもアナログな繋ぎ方しかなかったので、回線速度も遅く、画像をダウンロードするだけでカクカク細切れで表示されるみたいな感じでした笑。
それでもこの四角い箱みたいなもの(PCのことです笑)が世界中と繋がっていると思うとワクワクしたし、今後このネットワークが進化していったら面白い世界になると確信していたので、どうせやるならこっちの開発をやりたいと思ったんですね。
当時から自分は一度思ったら行動せずにはいられないタイプだったので、早速転職活動。
この会社ではJavaを覚えて官公庁が新たにリリースするWebシステムの開発を担当してました。
3社目:営業代理店(※ブ○ック企業)
そして3社目。転職理由は2社目の時にこのままずっと開発の仕事を続けて行くことに限界を感じていたからです。
前述した通り、元々文系気質なのと人と積極的にコミュニケーションを取るのが好きな人間なので、クライアントと密なコミュニケーションが必要となる上流の仕事を今後やっていきたいという思いが強くなったのが大きな理由です。
ただ、ITコンサルとか上流の経験も当時はなかったので、一度営業を経験してみようと思いこの3社目で思い切ってジョブチェンジをしました。
ただ、、、ここの会社がブ○ックでした、、、
ソフトバンクの正式営業代理店ということで、メインとなる商材が電話回線(当時でいうADSL)とインターネット広告(HotPepperみたいなサイトを運営していて、そこに広告出稿をお願いする内容)だったのですが、入ってみたら驚きました。
当時で社員数800人くらいいたのですが、毎週30人辞めて30人入社してくるみたいな入れ替わりの激しさ。さすがに入社してすぐこの事実を知ってかなり不安になりました。
でもその不安は的中。会社全体が体育会系のノリで、社員全員で毎朝社訓を合唱。毎日常にどこかしこでマネージャーの怒号がオフィスに響き渡るといった環境でした、、、
さすがにここにずっといるのはマズいと感じ、すぐに退職届を提出。
自分の経歴の中で在籍期間がダントツ最短なのはこの会社です、、、。
でも自分もそうだったように、世の中こういう企業に知らないで入社してしまう方結構いますよね、、、自分よりもっと酷かったという方の話もチラホラ聞いたりします。
でもブ○ック企業って入社する前にある程度見極められるんです。
この辺の見極め方も今度書きたいと思います。
続きは後編で!